背中にあたる掌の温度。

ただいまとか おやすみとか 愛しているよとか。

うわのそらたち。いってきたよ。

 

f:id:hug89hug:20151221232419j:imageやあ。

お久しぶりです。わたしです。

 

ブログの100回更新(2回目)は終わったのですが

こないだ参加した素敵なイベント「うわのそらたち」について

せっかくなので感想を残しておきたいなーと思って書いてみます。

 

 

「うわのそらたち」はこんな感じの素敵な集いでございまして

コピーライター養成講座の専門コースで知り合われたお三方が
書き始めて5年経って

これまでを振り返って、これからを想う。ってな(だいぶざっくり)

イベントでございました。

 

bookandbeer.com

plus.google.com

 

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場所は下北沢B&B(何気に初。)

 

 

沖縄から!? って言われたりもしましたが、

繁忙期頑張ったご褒美にと飛んじゃいました。

 

 

前にも書きましたが

わたしは今の会社に入る前に一度転職しようと考えていて

ほわーっと、好きなものたちを繋げて

「コピーライター面白そう」と安直に考えて

へろーっと、

「コピーライター養成講座」に通いまして

うわーっと、

「あ、わたしはただのコピーが好きなだけの人間だったのだな」

と諦めた人間です。

(結局それで今の会社に出会えて、改めてもう一度ブライダルフォトグラファーさせてもらえて、今はすごくしあわせです。)

 

 

何故か言葉にすごく興味があるのですが、そのコピーの講座に通っていた時に

阿部さん(東進の「いつやるか?今でしょ!の生みの親でらっしゃる)の存在を知り

阿部さんのツイートから

木下さんの存在を知ります。

石神さんは上京したての頃、平野さんに誘っていただいて伺ったCCN賞の公開審査の会場で知り合いました。

 

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そんな素敵なお三方のトークイベント。

終始ワクワクした気持ちで聞かせていただきました。

 

 

木下さんは歌集買ってからのファンだったので(何が素敵かは以前に書いたので端折ります)

その短歌をどうやってつくるのか。ってのが聞けてすごく新鮮でした。

 

例えて言うと

地下に食糧庫があって
そこに短歌を作るための材料があって

それらを用いて作る。

 

ここはなんだかすごく納得しました。

ドラマとか恋愛とかホラーとかSFとかジャンル分けしつつ

いくつか具体的に出して説明をしてくださったのですが

「できたての事故車」とか

「おめめ閉じちゃう」とか

もうセンスすごいなー。って単純に。

 

でもこう、ゴジラの短歌とか、中指に〜とか

「うわあ…」と どストライクの視点を見せられると

単純に「ファン」としてこの人の世界をこれからも見ていたいなあと思わせてくれます。

あんまり書くと自分気持ち悪いので木下さんの作品はぜひ歌集を買って読んで下さいませ。

(サインもらいました。ドヤア)

 

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(実は「光」をテーマにひとつ詠んでくださったのですが、嬉しすぎてそれは内緒)

 

 

 

 

 

そうして阿部さんのこれまでの5年間のお話を聞きます。

阿部さんは説明不要だと思うのですが電通のコピーライターさんです。

お会いしたのは今回が初めてだったのですが、まず想像していたよりもものすごく安心するお声をお持ちだなあ。というのが第一印象でした。

 

上にも書きましたが勝手にTwitterアカウントをフォローさせていただいていて

コピーを生み出すまでに、こう、こんな言い方はご気分を害されたら申し訳ないのですが、すごく「もがいていらっしゃる」感じがとても素敵で

木下さんとはまた違った感覚で「見ていたいなあ」と思わせてくれる方です。

 

ツイートは本当に、コピーライターさんだなあ。と思うものがたくさん。

 

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いつもすごく、背中を押して下さいます。

 

話の中にちらほら、「短歌とコピーの違い」みたいなところも出てきたのだけれど、

短歌にはネガティブも書ける。コピーでは如何にそこをポジティブにみせるか。

ってことがちょいちょい出てきます。

「コピーはバスで、短歌はバイクだ」とか。

 

阿部さんと木下さんのツイートでこんなのもあって、そこもすごく面白いと思います。

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石神さんは肩書が(日本一コピーのうまい)「経理」というのに笑ってしまったのですが

(あれ。誰が言ってたか忘れちゃった)

ずっとジワジワ穏やかなオーラが出ていて、使う単語がものすごく優しいなと感じさせて下さいます。

 

ご自身でずっと「くすぶっている」と仰ってらっしゃったのですが

いつもSKATでお名前を拝見して、おおー。と勝手に思っています。

第50回のシルバーの説明すらさらっとされる。笑

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「沖縄から来てくれるんですか」と始まったやりとりの中で

まさかの「コピー書きます」とのお言葉に甘えましたらば

本当に書いてくださいました。

 

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ふ、ふおおおおおお嬉しい。

 

単純に、お三方がそれぞれ、お互いを好きなんだなあってのが見られて

個人的にすごく嬉しかったです。

 

そうしてやっぱり、わたしは「人が好きなんだなあ」と再認識させていただきました。

 

人と繋がったり、人に何かを差し出せたり、何かを感じてもらえたり。

そういうためのツールが写真だったんだなあと気づけました。

 

 

これからのお三方の今後について。というのは、いい意味でほわっとしていて

この先もきっとそれぞれの場所で書き続けていかれるのだろうな勝手に思って満足。

 

 

わたしの好きなひとたちは、ポジティブであれネガティブであれ

もがいていらっしゃる方々ばかりです。

 

何かを信じたり、意識して思い込んだり、前を向くために踏ん張ったり

そういう方々の生の声をリアルタイムで聞けたのは

とても素敵な体験になりました。

 

 

 

これからも会いたい人には会いにいける自分でいたいなあ。

 

あ、そうそう。

このB&Bでのトークイベントの様子が、明日(12/22)のNHKあさイチで放送されるそうです。

わたしは仕事で恐らく見られないかなと思うのですが(録画を覚えよう機械音痴)

何かしらの方法でチェックできたらいいなあと思っています。

(見られた方ご感想をば)

 

 

感想を書くつもりが下手くそなまとめのようになってしまった。。。

 

沖縄は海を越えるぶん、遠いなと思っていたけれども

外に出なければ、会いたい人に会わなければそれは東京にいても同じだったなあ。

 

「ひとがすきなわたし」を自覚して

じょうずに(でもたまに不器用に)深まっていきたいとおもっています。

 

 

よし。眠たい。

 

 

いつもの癖でまた言っちゃいそうですが、気楽に締められる言葉を思いつきました。

 

 

おやすみなさい。とあわせまして

 

 

 

 

それではきっと またいつか。