背中にあたる掌の温度。

ただいまとか おやすみとか 愛しているよとか。

椎茸のある食卓【97日と1日

f:id:hug89hug:20151010230731j:plain

 

祖母の葬儀のために

離れて暮らすきょうだいたちが帰ってきました。

 

姉は名古屋から。

兄家族は石垣島から。

 

親族も集まって、告別式には本当にたくさんの方がお見送りに来てくれました。

祖母は本当に とても愛されていたんだなあ。

 

会場の外に溢れそうな列を見て

有り難い気持ちになって、同時に少し、誇らしかったです。

 

 

でも、その間に

たくさんの方に迷惑をかけてしまいました。

 

特にお仕事関連の方には本当にたくさんのご迷惑をおかけしてしまったけれど

そのみんなが温かい言葉をわたしに投げかけてくれて

 

本当に、心から感謝しています。

本当にありがとうございます。

 

ご恩はきっとお仕事でお返しします。

 

 

 

 

 

祖母の葬儀のことについて書くとまだこう、どう残していいのかわからなくて、書けなくて

 

結局、毎日続けていたブログの更新を止めることになってしまいました。

 

そして、やっぱりまだ整理できなくて、うまいこと書けないのだけれど

日々の忘れてしまいそうで忘れたくないことが零れ落ちてしまうのが嫌なので

 

姪っ子がくれた嬉しい気持ちをメモして今夜は眠るとします。

(もし良ければ少しお付き合いくださいね)

 

 

 

 

姪っ子は、椎茸が好きです。

野菜とか、歯応えのあるものを食べるのもすきなんだけれど

椎茸がなぜかすき。

 

 

うちの母(彼女にとってのばぁば)は、その様を見るのが好きなようで

姪っ子たちがご飯を一緒に食べてくれる時は

よく椎茸を食事に織り交ぜます。

 

 

 

そういう風に

「愛する人の好物を作ることのできる幸せ」を

わたしは知っています。

 

母がこれを作っている時の幸せな気持ちを想像して

なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

 

 

おいしく食べてくれるかな。嬉しい気持ちになるといいな。

 

 

 

そうやって、ふと思い返すと

わたしが疲れたときにはいつも決まって

冷蔵庫にプリンがあったなあ。

 

 

ああ、わたしはすごく、愛されていたんだなあ。

 

 

 

アルバムの中の祖母は照れ屋なのか自然な笑顔がそう多くはなかったけれど

このアイロンがけの写真を見つけて

その瞬間を想像して幸せな気持ちになりました。

 

 

 

愛する誰かのために

自分にできることがあるのが嬉しい。

 

 

 

明日も、そう思える心を大事に生きたいです。

 

 

 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

誰かとの明日を想える気持ちは 希望だ。

 

 

 

それではきっと またあした。