背中にあたる掌の温度。

ただいまとか おやすみとか 愛しているよとか。

結局じぶんを知りたい。【27日目

f:id:hug89hug:20150728082357j:plain

掃除をしながら本棚を整理していると

「あれ?こんな本読んでいたっけ?」的なものに出会ったりする。

 

わたしは大学に入ってやっと本を読み始めたくらいで、しかも気分にムラがあるので

「趣味は読書です」なんて言いたいけれどいえない程度の本好きレベルです。

 

本のすきなところはすぐにどこにでも連れてってくれたり

あるあるわかるそうそう!って気持ちにさせてくれたり

そんな考え方あったの!?って発見をさせてくれたり

単純に「この考えかたすき」とか「この言葉の使い方すき」って思わせてくれたりするところだなあって思ったのですが

 

昔、自分が読んだ本を久しぶりに開いて

「ああー。昔はこんなこと思ってたんだ」とか

「全然変わんないなーわたし」って思ったりするのもすきだなあと思いました。

 

結局のところ、じぶんを知りたいんだなあ。

(とかいいつつもだいぶ迷子率高しなのですが。笑)

 

 

きょうはふと手に取った一冊にふせんが貼られていて

(そのときに惹かれた箇所へふせんを貼る人わたし)

あれ?これいつ読んだっけ?とも思ったので開いてみると

やっぱり同じようにふせんの箇所にぐっときたので

なんとなくそれを載せてみようと思います。

 

(あ。先にわたしは吹奏楽部でした。)

以下、小沢征爾著「ボクの音楽武者修行」より引用ですん。

 

何より、柔軟で鋭感で、しかもエネルギッシュな体を作っておくこと。また音楽家になるよりスポーツマンになるようなつもりで、スコアに向かうこと。 

 

日本人はすべての点でスタミナが欠けている。熱しやすく冷めやすいというのはそこから来ているのではないだろうか。

 

オーケストラを使っても、じぶんの声を使っても、ピアノを使っても、ある音楽を人に訴えることができるということは、ずいぶん偉大なことだとぼくは思う。

 

 

これって今のわたしの仕事にも通ずるものがあるよなあ。

 

うん。やっぱりできない言い訳を探すんじゃなくて、どうやったらできるかを考えよう。

 

昔読んだ本のふせんの箇所を見て、昔のじぶんにちょっと会えたので

なんとなく嬉しい気分になりました。

 

 

結局、わたしはおこがましくとも、ひとに何かを伝えたいのかもなあ。

 

 

さて、断捨離を進めるとしますか。

 

きょうも読んでくださってありがとう!

 

 

それではきっと またあした。