撮る側が写るのが写真【49日目
わたしの会社では、自社で撮影を完結させるものももちろんあるのですが、
フリーカメラマンさんへお仕事をコンスタントに依頼もしています。
納品前に社内で検品作業を行う為、届いた全ての写真を一枚一枚検品するのですが
見る度に写真って、本当に面白いなぁと思います。
被写体の表情や、撮られたタイミング、構図への収め方。
映しているものの中に、シャッターを切った側の気持ちが絶対入っていて
それが伝わってくるってすごく素敵だなぁと思えます。
有難いことに、関わるフリーカメラマンさんは皆さま本当に素晴らしい方々で
見る度にジェラってますが
同時に後輩ちゃんが、わたしが撮った写真を見ながら「悔しい」って言ってくれるのもすごく嬉しいです。
…まあすぐに追いつくんだろうけれど。笑
この仕事は、滅多なことがないと人に褒めてはもらえない仕事だと思っていました。
今は時期的にそれがたまたま与えられることがあるけれども
またすぐに誰にも褒めてもらえない時期がやってくると、思います。
(納品データをカップルが見ても、その後のリアクションが見られるような接点はうちはないのです)
でも瞬間を楽しんでもらえたなぁって思えることはたくさんあるので、
届いた時にそのときの期待を裏切らない、むしろ期待を越えられるようなクオリティで
届けられるよう、シャッターを切っていきたいです。
焦らなくなったら終わりだし、
停滞は衰退だと思っています。
でもやっぱり、心から楽しんでいる人には敵わない。
自信を付けるにはただがむしゃらに撮れば良いわけじゃないんだよなぁ。
楽しいことを、自然と選び取れるわたしでいよう。
少し先のわたしが、今日のわたしを愛せますように。
それではきっと またあした。